ここにタイトルコメントを入力してください
ここに文章を入力してください
1      壊れた次元
 
 
「うわわわ!何しやがる次元。お前、ほんっとこないだからおかしいじゃないのよ!」
 
 
次元の回した手からするりとすり抜けたルパン。
 
レンガ造りの暖炉の上に飛び乗り、威嚇する猫のように次元を凝視する。
 
 
「ち。逃げられたか」
 
 
次元は吐き捨てると自分の腰からマグナムを引いた。
 
 
「大人しくいう事ききやがれ!」
 
 
ガーーンガーーン。
 
弾の発射と共にルパンはソファーの後ろへと飛び移る。
 
 
「待てってば。冗談だろ」
 
「ほお。さっきのあれを冗談で済ますつもりか」
 
「からかっただけだって!」
 
「そんな言い訳ききたかねえな」
 
いきなり自分の上に圧し掛かった次元。
 
ルパンは冷や汗を流し、その股間を蹴り上げた。
 
 
「いてえ!」
 
 
その後、ルパンはあの日次元が壊れた店から、次元の飲んでいた酒を手に入れた。
 
店のマスターが「ハッテンにはこれがいい」と言ってた気がする。
 
それがどういう意味だったのかは知らない。
 
ルパンは思う。自分もこれを飲んだら次元が壊れた理由も判るかもしれない。
 
でも・・・ちょーーっと怖いな、どうしようかしらん。
 
幸い、今日は次元も射撃場に出かけていない。
 
まあ、酒には違いないんだし。
 
ルパンはコクリと僅かにそれを口に含んだ。
 
 
「・・・美味えv」
 
 
辛口だが、後味にとろりとくるような甘さがある。次々とルパンはその酒を飲み続けた。・・・と。
 
 
「・・・・?」
 
 
段々、妙な気分に襲われてきた。
 
まずい・・・今度はオレが壊れそうだ・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エロは書いてみて難しさ痛感してます。私の文の淡々さが、色気のくどい描写に向かないのにしっかと気づいた。こうなれば会話で盛り上げます。
 
・・・それってテレクラ・・・。そういや今テレクラってきかないなあ。
 
6/ 6(Tue) 23:30
 

PAST INDEX FUTURE



Last updated: 2010/7/24