ルパンはバスタオルで胸まで包んで次元を振り返り、頬を染めてうつむき、もじもじしている。
「・・・お背中、流しますわ。旦那様」
次元は用心深く股間を押さえつつ湯船から上がった。
ルパンは床にマットを敷く。しめた。これなら息子を誤魔化せそうだ。
次元がうつぶせになると、白いルパンの指先が泡立てたタオルで次元の背中をこすり始めた。
く、と次元はこらえる。いけねえイキそうだ・・・。
「・・・うまいもんだ。お前、そういうバイトしてたんじゃねえのか」
気を紛らわせようと次元はルパンを軽口でからかう。
ルパンの手が「あら」と止まった。
「なんで知ってるの次元」
「何!」
「オレ様ソープ嬢に変装したこと何度かあるのよ。そっかあ、こういうのって手つきでばれちゃうもんなのね」
「ほ・・・本番・・・やったのか」
「うん。たまーーにね。常連客もついてたし。あ、勿論女じゃないから偽装したアソコだけど、それでも結構感じてくれる男はいてさ」
「・・・・か、感じ・・・」
「そうすっとなんだかオレも燃えちゃって。ああん、男もいいわあ、なあんつてね」
「!」
「そんでね、こっちじゃなくって、あっちの穴の方がいいって男もいたりすんのよ」
「あっちって何だ!!」
「いやあん、次元ちゃんったら。分かってるくせにい。お仕事なのよ、あくまでお仕事」
次元の中で、何かが切れた。
オレをからかってるのか、それとも本気か、もうそんなことはどうでもいい。
次元はやおらマットから立ち上がり巨大にそそり立つ股間を膝間づいたルパンの鼻先に突き出した。
スポーツ新聞のエロ欄とか読んでるとこういう時勉強になります。
8/ 9(Wed) 23:54
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