1      愛のフォルテシモ1
 
 
 
 
大晦日の街。
 
華やいだクリスマスのネオンの瞬きは、次第に冷たい夜空に消えた。
 
崖下を見下ろす、北欧の古びたホテルの頭上には、ちらちらと雪が舞い始めていた。
 
タクシーが一台その前に、積もり始めた雪を軋ませながら止まる。
 
ドアが開く。
 
運転手は流れ込む冷気に身を震わせると、カチカチと歯を鳴らした。
 
 
「ごくろうさん」
 
 
後方座席のシートから赤いイブニングドレスを纏った女がねぎらう。
 
長く細い小指をしなやかに立てながらハンドバックから札を数枚取り出した。
 
 
「釣りはいらねえ・・・じゃない、うぉほん。いらないわよ」
 
 
女はにこやかに運転手に笑いかけると車外につま先だった。
 
 
「へえ、どうも・・・」
 
 
運転手は横目で女を見て見ぬふりをしながらチップともども受け取る。
 
ドアを閉めると、女の長いドレスの裾を挟み、フライング気味にタイヤのゴムが唸る。
 
女は後方から引きずられ、がに股でよろめいた。
 
 
「ばっきゃろ!気をつけやがれってーーの!」
 
 
がに股のまま拳を振り上げた長身の女に運転手は身を縮める。
 
 
「す、すいません」
 
 
女はハッと我にかえり、開いた足を内側に閉じた。
 
 
「あ、いーーの、いーーの。おほほ、やあねえアタシったら」
 
 
口紅を塗りたくった大きな唇をおさえ、片手でばいばい、と手を振る女に運転手はひきつった笑顔でアクセルを力いっぱいガンガンと踏みつける。
 
けたたましく去っていった車の音に、ホテルのボーイ達もそれを目で追う。
 
しかし、その目線はすぐにホテルへと入っていく女の後姿に糸を引かれる。
 
ハンドバックを胸に大きく腰を振りながら中へと消えた女を見て、ボーイ達はヒソヒソと小声でかわした。
 
 
「あれオカマだろ。あの怒鳴った時の態度、ありゃ絶対男だぜ」
 
「ああいうオカマって多分男なら誰でもいいんだろなあ。しけこみたいなら、ラブホテルでも使えばいいのに、年の瀬にこんな一般のホテルでオカマと待ち合わせるなんて、相手はどんなきわもの好きだ」
 
 
 
 
女はフロント・カウンターへと向かった。
 
 
「待ち合わせなの」
 
 
こほん、と上品な咳払いから照れたような少し高い声をもらす。
 
 
「待ち合わせの方のお名前は」
 
 
どんな客にも愛想笑いをするのに慣れた白髪のフロントマネージャーは、女の強い香水にも鼻の穴を目立たぬように閉じてガードする。
 
 
「・・・・次元大介」
 
 
女はためらいがちにはにかむと頬をほんのりと染めてうつむいた。
 
もじもじと首に巻いた赤いショールを弄る。
 
マネージャーは古いパソコンに向かって登録された名簿の名前を見ていたが、やがて苦笑いをおさえつつ、女に答えた。
 
 
「その方は・・・まだいらしてませんが?」
 
「な、なにい?」
 
 
振り向きざま、黒いショートカットの女の大きなどんぐり眼が更に見開かれる。
 
 
「じょ、冗談いうない。今日ばかりはな、約束守って来てくれるって!」
 
 
カウンターに肘をつき、勢い込む女をマネージャーはまあまあ、と押し留める。
 
 
「遅れてるだけかもしれません。ご予約なさってたレストランの方で先にお待ちになられては如何でしょうか」
 
 
女はがっくりと首を落とし、上目遣いにマネージャーを見つめた。
 
 
「失礼ですが、お客様のお名前は」
 
 
金のフレームの眼鏡をずれた鼻先から戻し、マネージャーは尋ねる。
 
 
「・・・・ルパン三世」
 
 
ぽつりと女はこぼした。
 
先に立ったボーイに案内され、フレンチ・レストランの予約席へと消える。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仄かな天井のランプに照らされ、テーブルにはルパンが予約を入れた二人分のワインとグラス、カップルでの予約席を示す一輪挿しの薔薇が置かれていた。
 
窓の外の雪は次第に激しさを増していた。
 
その窓際の席でルパンは崖から配下して広がる村を眺めていた。
 
都会で煌めく明かりと違い、ポツポツとした灯火を浮かばせたそれは、壊れた玩具の様に淋しく横たわっている。
 
窓には奥に座った若いカップルが甘い声で囁きあっているのが映っている。
 
男が一輪挿しに挿したテーブルの薔薇を引き抜くとおどけたように女に差し出す。
 
女は幼児じみた作り声で男に寄り添い、男は薔薇で女の顎をくすぐるとそのまま顔を寄せ、口付けあった。
 
ルパンは窓に映し出される二人を、窓越し雪の夜空に映し出される幻燈のように感じながら、ぼんやりと数日前の事を思い出していた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クリスマス。
 
密売組織ナザロフの所有する「双子のルビー」。
 
元は巨きなひとつのルビーが割れて二つとなり、この二つを引き離すと赤いルビーが仄かに青い光を浴びるようになった。
 
重ね合わせると再び、より一層の血にも似た輝きを増す。
 
まるで引き裂かれた魂が嘆き悲しむようだと、その時から双子のルビーとして珍重されてきた。
 
謎を解こうとする研究所からナザロフが不法に入手し、クリスマス・パーティーを兼ねた密売オークション会場から、ルパンと次元が盗み出したのだ。
 
 
 
 
ハイウェイ。
 
ルパンが車のハンドルを切る。
 
だらしなくその横で足を投げ出し座るのはルパン三世第一の相棒と噂される次元大介。
 
数台の車がその後から拳銃の音を響かせる。
 
密売組織の首領ナザロフは部下の車の窓からルガーを構える。
 
照準は高速道路を猛スピードで走り抜けていくSSK。
 
ツバ競り合いをどこか楽しみつつ、次元がボンネット越しに立ち上がる。
 
 
「うるせえ蠅だな!」
 
 
陽気に叫ぶと後ろ向き肩越しに発砲した。
 
一発で相手のタイヤを撃ちぬく。
 
火炎をあげ、轟音とともにナザロフの車は砕かれた。
 
 
「やったのけ?」
 
「いいや・・・・殺虫剤のお出ましだ」
 
 
次元が座りながらバックミラーをクイとルパンのハンドルへと向ける。
 
唸りをあげ集合するパトロール・カー。
 
 
「俺がルパンを追う!お前達はナザロフを救出しろ。生かせて、密売組織を一網打尽にするんだっ」
 
 
怒鳴る銭形の後ろから若い外国人の刑事が飛び出し「消火隊!」と叫ぶ。
 
ナザロフの車は次いで到着した救急隊と消防車の陰に囲まれた。
 
ルパンのドライビングはやがてぐんぐんとパトカーを引き離し、建設途中の途切れた道路を勢い任せにジャンプする。
 
銭形の乗ったパトロール・カーはその手前で激しくブレーキ音をこだまさせた。
 
途切れた道路の向こう側へと着地した車は大きくバウンドし、パトカーのサイレンを後方へと遠ざける。
 
次元とルパンは大声で笑いあった。
 
 
「見たかよ、次元。銭形のあの顔!」
 
「はーーーっはっは!さすがの鬼警部も谷底へ落っこちたくはないだろうぜ!」
 
 
笑い声にかき消されるように、しかしチクリと耳の奥に小さく刺さったあの声は気のせいか。
 
 
「まったく・・・お前ぇは、とても女とは思えねえな」
 
 
振り向くと次元は楽しげにシケモクを車の灰皿からつまみ出して噛んでいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レストランの窓枠に雪が重なり始めた。
 
ルパンは腕の内側に回した婦人用の時計を見る。
 
約束の時間は30分過ぎていた。
 
先ほどのカップルはワインで乾杯したところだ。
 
グラスに赤く揺れる液体を横目に、ルパンは自分の赤いドレスの胸元をつまむ。
 
そして、このドレスを買った日のことを思い出す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その日、ロビーで次元は長椅子に横たわり足を組んで眠っていた。
 
本当は起きているのかもしれない。帽子の影で顔が隠れているからだ。
 
ルパンはそろそろと足音を立てずに入ってくると、次元の帽子をひょいと持ち上げた。
 
眠ってる時でもしかめ面らしい次元に顔を寄せ、そっと口付ける。
 
 
「む・・・」
 
 
もぞもぞと更にしかめ面を見せ、半目でルパンを捕らえた次元は、そのままルパンの頭を抱いて引き寄せた。
 
先ほどよりも、強い口付け。
 
 
「やだ、起きてたの次元」
 
 
苦し紛れの息をようやく吐き出すとルパンは苦笑いして彼と見つめあった。
 
半身を起こし、どうしたと聞く次元にルパンはいう。
 
 
「今日はクリスマスイブよ?ほら、クリスマス当日は双子のルビーちゃんの為にお仕事しなくちゃなんないでしょ。帰りは遅くなるかも判んねっし、まだ明日の準備も残ってるし。一緒に街に出かけられるっていったら今しかないじゃないの」
 
 
拗ねる恋人に次元は思わず頬を緩める。
 
 
「出発はいつがいいんだ?」
 
「今すぐ!」
 
 
はしゃいで次元の首にルパンは子猫の様にじゃれつく。
 
街はイルミネーションで輝きを増し、通りに立てられたツリーの下を二人は肩を並べて歩く。
 
相棒時代だけだった頃と変わらぬ同じ位置。
 
自然に馴染んだ、一番安心出来る場所。
 
同じ速度で歩き、同じようにポケットに手をつっこんで。
 
だけど以前の様に、それで満足出来ないのは、周りに行きかう恋人達の様子を見てしまうからだろうか。
 
腕を組んで歩く恋人達の姿を眺めながら、ルパンはそっとポケットから手を出した。
 
たちまち手は凍ったように冷たくなった。
 
ルパンはズボンの脇で甲を摩りながら次元をみやる。
 
次元の両手はポケットにつっこまれたままだ。
 
やがて燃えつきかけたシケモクを外しに掛かった指がポケットから出ると、ルパンは次元の腕にしがみついた。
 
 
「わ!あぶねえ、火が!」
 
 
次元はとっさにルパンの腕を払い落とした。
 
 
「あち・・・あちい・・・」
 
 
火の付いたたままのシケモクを足先に落として、次元はふうふうと火傷の痕を吹く。
 
向かいの道路から、女学生の嬌声が響いた。
 
 
「ちょお、信じられない。マジ、見た?」
 
「嘘。あれ、ホモ?」
 
「ばか、聞こえる、しいっ」
 
 
振り返ると、更に高い嬌声を響かせ、少女達は駆け出していった。
 
ルパンは彼女達の消えた方向をじっと見つめ続けた。
 
 
「危ねえじゃねえかルパン。急にふざけんじゃねえ!」
 
 
ようやく落ち着いた次元は、ルパンがそのまま身動きもせずにいる目線の先を辿る。
 
ショーウィンドウにライトアップされた赤いフォーマルドレスが飾られていた。
 
 
「・・・・欲しいのか?」
 
 
まさかな、とでも言いたげな次元の怪訝そうな問いにルパンはこくりと頷く。
 
 
「あれ、買って、次元ちゃん」
 
「・・・本気かよ。着るつもりか?」
 
「買って」
 
 
問いに答える代わりに、ルパンの願いはやや命令口調を帯びていた。
 
次元はふうと溜息を漏らす。
 
やれやれ。気紛れで、こういう王様みてえな口のきき方をする癖は女だと判ってからもちっとも変わっちゃいねえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アジトへ帰り、次元が先にすっかり寝静まったのをドアの隙間から確認するとルパンは赤と緑のリボンのついた箱を脇に二階の奥にある衣装部屋に向かう。
 
大急ぎでリボンをむしりとり、箱から赤いドレスを取り出す。
 
大鏡へ姿を映すと、それを自分の服の前で重ね合わせてみる。
 
スカートの裾をつまんで、膝を折ってお辞儀する。
 
小首を傾け微笑み、鏡に顔を近づけ今度は鼻に皺を寄せ、イーーーと歯をむき出しにしてみせる。
 
しばらく服を重ね合わせたままに立ちすくんだあと、床に腰を下ろし、膝を抱える。
 
レースの生地を握り締める。
 
 
「・・・・ホモじゃないもん・・・・・」
 
 
そうつぶやくと、ルパンは立てた両膝の中へと顔をうずめた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「何かご注文はございますかマドモアゼル」
 
 
ルパンが顔を上げるとワゴンを押した黒人の少年のボーイが側でかしこまっていた。
 
いつまでたっても声もかけず、待ち人も来ない客が心配になったのだろう。
 
卓上の、まだ未開封であるワインに、開けますかと聞かれるとルパンは目を細めた。
 
 
「ノン・メルシ。もうちょっと待ってみるわ」
 
 
ボーイはワゴンから暖かなコーヒーを差し出した。
 
 
「よろしければ。体が温まりますよ」
 
 
ルパンはカップに注がれる、湯気のたつコーヒーをしばらく眺めた。
 
そう、次元は今日は遅れるかもしれないと言っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仕事は成功した。
 
だが、銭形とナザロフとの立て続けのカーチェイスで、アジトへ着いたのは夜の11時半だ。
 
オープンカーにありがちの服と、体の汚れ。
 
それをぬぐう間も惜しんでロビーのソファーに倒れこむと、双子のルビーを肴に2人は冷蔵庫から缶ビールを取り出し、即席の祝杯をあげた。
 
疲れた体にアルコールはすぐに回った。
 
ルパンは重たく泥となった体を起こす。
 
次元はうつらうつら、手に持ったグラスを時々落としかけては持ち直している。
 
 
「こらあ、次元寝るな。今からオレ様が、とびっきりの美女にへーーんしーーんすんだからな、ちゃんと見てなさいっ」
 
 
ルパンもややろれつ回らぬ口調でふらつきながら次元の額にこつんと頭をくっつかせる。
 
 
「んあ?誰が変装するって?」
 
 
酒臭いあくびまじりに次元は聞く。
 
 
「へ・ん・し・ん!」
 
「とおーーっ、か?」
 
 
ルパンは次元の顔面めがけ、クッションを投げつけた。
 
それと同時に柱時計がカチリと針を進めた。
 
 
「ああっ」
 
 
ルパンの悲痛な声に次元の眠気も覚める。
 
 
「折角クリスマスに着ようととっておいた服なのに、過ぎちゃったじゃないのよ!」
 
「服?お前、そんなに着たい服なんて持ってたのか」
 
 
ルパンは次元を睨む。
 
しかし次元はピンとこないらしい。
 
帽子のツバを深くし、逃げ道を作る。
 
ルパンはしばし沈黙していたが、やがてニヤリと笑みを漏らすとどさりとソファーへ凭れこんだ。
 
 
 
「大晦日」
 
「なんだって」
 
「そういや大晦日、年越しデートって手がまだあったんだわなあ・・・くふふ」
 
「・・・・おめえ、そういうとこだけ日本人くせえな」
 
 
 
次元は呆れる。
 
 
 
「なによ、クリスマスは仕事三昧で終わっちゃったし、こーーゆーー時こそ少しは恋人らしい想い出でも残そうって気はないの、次元。そーーゆーーことだから、大晦日にオレとデート、な」
 
「無理だ」
 
 
即座に男は返す。
 
 
「ちょ・・・・どういうこったよ」
 
 
思いもしない恋人の返答にルパンの口調はややうろたえる。
 
 
「年越しっていうからには真夜中だろ。生憎と、俺はその日にゃ果し合いがある。どうしても今年中に決着つけてさっぱりとした気分で年明けしたくてな。どうせおめえのこった。洒落たホテルで食事でもしながら優雅にってとこだろうが・・・こっちは戦火の後の瓦礫の中でおっぱじめようってんだ。お前好みの指定場所とじゃ時差で間に合わねえかもしれねえぞ」
 
 
半酔いになっていた男のまどろんだ瞳は鋭く切れ味を戻す。
 
だが、ルパンは目を閉じ、微笑んで肩をすくめると確信を持って言い切った。
 
 
「しれねえ、か。お前なら間に合わせるさ、12時なんてとーーーっくの前によ」
 
 
次元はあの時と同じ、ふうという溜息を漏らした。
 
これはいつでも、判ったという合図だ。
 
阿吽の呼吸でルパンは念を押した。
 
 
「約束だぞ、次元」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
背後から女の嬌声がきこえた。
 
ルパンは窓ガラスに映る二人の姿を再びとらえた。
 
先ほどのカップルも程ほどワインに酔ってきたらしい。
 
腕時計を見る。12時も5分を切っている。
 
その嬌声に、ルパンは道路で自分に向けられた、少女達の言葉を思い出した。
 
窓ガラスに映るもう一人の姿。
 
骨ばってひょろりとした男が不恰好に似合わぬ女の服を着て情けない表情をして映っていた。
 
毛深くて胸も殆ど目立たないのは、長年続けてきた男性並の筋力を維持するためのドラッグのせいだろうか。
 
ルパンは、次元が何故外で自分と腕を組みたがらないのか、判った気がした。
 
赤いドレスの色が手をつけていないワイングラスに眩しく落ちる。
 
やがて0時を告げる鐘の音が村から荘厳に鳴り響いた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
烏兔さんの13000ヒット御礼キリリク企画・次ル小説です。例の公式のパロディ。オリジナル設定完璧無視(笑)実はまだ下書き終わってないんです;でも出すとしたら、このタイミングしかなかろーーと思いまして。それにしても、この話長くなりそうだわ。ルパンの回想を絡めながらのイントロなんで、ちょっと判りにくいと思いますが、変なトコで切ると更に意味判らなくなるんでそこまでは一応収めてみました。映像や舞台などでは、こういう風にシーンが回想でもってコロコロと切り替わりながら進んでく話も珍しくないのですが、字だけの場合映像がないので、読んでる方もイメージを瞬時に切り替えるのは大変だろうなあ。書いてても難しいです。これもしつこく女の子ルパンですが、初の次ル恋人設定です。付き合い始めてまだ初々しい感じ。実は女の子ルパンにも色んな別設定がありまして、例えば五ル次ル三角関係でもっと悲惨なのとかもございます。そういや今年初めて書いた次ル小説も大晦日物だったな。よくみりゃ小物の赤い晴れ着がドレスに変わっただけだという(爆)
 
2005/12/29
 

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