6      冷蔵庫6
 
 
 
「ばっ、バカを言うなッ!気色悪い、お前男だろうが」
 
「あら。だってとっつあん、いつもオレのこと、男か女か判らないって言ってるじゃないの。それにさっき、赤い糸って・・・」
 
「ありゃあ物の例えだ!!ワシだって本音はお前を女だなんて思っちょらん」
 
「・・・・」
 
「第一ルパン、お前みてえな女好きの奴が男に抱かれたいだなんて・・・ひょっとして・・・おめえ、両刀遣いだったってのか?」
 
「さあ・・・。いや、オレ男から抱かれた事はあっても、抱いたことはねっしなあ」
 
 
オレはとっつあんのネクタイを弄った。
 
弄るたびにほどけて、厚い胸板が露わにされていく。
 
胸が上下してる。息遣いが激しくなってるのが判る。
 
指先をくぐらせると汗で湿った肌が吸い付いた。
 
 
「触るな!変な気分になるっ」
 
「・・・なったっていいじゃない」
 
「お前・・・ああ・・・ゴホン。その・・・・連中ともやったのか」
 
「誰?」
 
「だからっ。次元や五右ェ門とは・・・」
 
「・・・うん。五右ェ門はまだだけっども、次元ちゃんはオレを抱いてくれたわよ。可愛いって」
 
「な・・・!」
 
 
とっつあんのネクタイが完全に外れて胸の肌が広がる。
 
 
「そんな目でみるな!いかん、いかんぞ。ワシは警官だ。いや、その前に男だ。ワシにその気はないっ」
 
 
オレはとっつあんの下腹部を見た。パンパンに膨らんでる。嘘ばっかり。
 
 
「その気になって・・・抱いてよ、とっつあん。オレの言うとおりやれば、ちゃんと女を抱いてる気分にさせられっから」
 
 
オレはとっつあんのズボンのジッパーに手を伸ばした・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まるで官能小説ですな。どこまで此処でやれるか。この後裏行きか。
 
 
 
5/ 4(Thu)
 

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Last updated: 2008/2/27