夢の中で私はまたしてもルパンでした。
しかし、何故か「54歳」という設定で、どっからみてもルパンというより中年イースト・ウッドだった。
しかも死んでるし;
おまけに死因が「交通事故死」というヘタレっぷり。
とっつあんから検死されてたの、道路の真ん中で。
でね、それを私はティンカー・ベルみたいな妖精になって上から見てる。
顔は完璧「リトル・モモ」だったけど(爆)・・・・これって臨死体験?;;しかも夢の中で。
死んだ時、ルパンの腕は赤いアナログ時計をはめていた。時刻は午後3時02分で針が止まってた。
これのどこがルパン受けかってね、生まれ変わるのよ、その直後。
いや、自分の感覚的には直後なんだけど、どうやら20年後らしい。
売れない芸能人の男の妻が女の子の赤ん坊を産んだ。
それが、ぴたり午後3時02分。
赤ん坊はルパンが死んだ時の赤い腕時計をはめて生まれてきた。
その芸能人の男はルパンが死んだ事故現場に居合わせた当時7歳の少年だった。
男は自分の娘がルパンだということに気づいた。
男は笑い出した。こいつはいい。俺の出世の為に、このネタを利用出来るかもしれない。
ところが赤ん坊の頭脳と記憶はルパンのままだった。
ルパンは自分がルパンだということを悟っていて、銭形に会いたいと思ってた。自分をひき逃げした男に復讐したいと思ってたのだ。
だが、幼いよちよち歩きの、言葉もろくに話せない体ではそれも出来ない。
そのうち、ルパンだった時の記憶がどんどん薄れていく。
最初から自分はこの男の娘だったかもしれないと思うようになっていく。
ぬいぐるみを欲しがり、ピンクのドレスを着て喜ぶようになる。
どうしようもなく、悔しい。焦る。自分の心の変化が恐ろしい。
俺は、ルパン・・・・成人男性で怪盗なんだ!奴を探し出さなければ・・・。
多分、その頃、中島敦の「山月記」にハマってたのがよくなかったのだろうよ。しかも、また女の子ルパンだよ。萌えないよね、これ。でもなんで54歳?(笑;)
3/17(Fri) 22:02
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